Q. 指値注文(Limit Order)とは何ですか?
A: 指値注文とは、特定の価格、またはそれよりも有利な価格を指定して注文を出す方法です。市場価格が指定した「指値(リミット価格)」に達した時のみ実行されます。これにより、現在の市場価格より安く買い、あるいは高く売ることが可能になります。
指値買い注文: 価格が指値以下になると実行されます。
指値売り注文: 価格が指値以上になると実行されます。
※ 現在の価格で即座に約定する成行注文とは異なり、指値注文は実行価格を完全にコントロールできるのがメリットです。自動で実行されるため、常に相場を監視してチャンスを逃す心配もありません。多くの場合、手数料も安く抑えられます。ただし、市場価格が指値に達しない場合、注文は「未約定」のままオーダーブックに残り続け、約定の保証はありません。
Q. 指値注文の仕組みは?
A: 指値注文を出すと、即座にオーダーブックに追加されます。ただし、資産価格が指定した指値(またはそれ以上の有利な価格)に達しない限り、実行されることはありません。 例: 1 BTCを30,000 USDTで売りたいが、現在価格が28,000 USDTの場合。30,000 USDTで「指値売り注文」を出します。BTC価格が30,000 USDT以上に達した際、市場の流動性に応じて注文が実行されます。他に先に出された売り注文がある場合はそちらが優先され、残りの流動性であなたの注文が処理されます。
Q. 指値注文はいつ使うべきですか?
A:
現在の市場価格より安い価格で買いたい、または高い価格で売りたい時。
即座に売買を完了させる必要がなく、急いでいない時。
含み益を確定させたり、潜在的な損失を最小限に抑えたい時。
注文を複数の小さな指値注文に分割して出したい時。 ※ 市場状況や流動性によっては、注文が全く実行されない、あるいは「一部約定」となる場合があります。
Q. 成行注文(Market Order)とは何ですか?
A: 成行注文とは、現在の市場価格で即座に取引を実行する注文方法です。オーダーブック上の「その時点で最も有利な価格」で売買を行います。そのため、実行価格を100%確定させることはできず、スリッページ(注文価格と約定価格の差)が発生する可能性があります。
※ 成行注文の主な利点は、迅速かつシンプルで効率的であることです。ほとんどの状況で確実に取引を完了させることができます。一方、スリッページのリスクがある点には注意が必要です。
Q. 成行注文の仕組みは?
A: オーダーブックに並ぶ指値注文とは異なり、成行注文は現在の市場価格で即座に約定します。オーダーブック内の買い手と売り手が即座にマッチングされます。 成行注文は即時の取引ニーズを満たすために、オーダーブックから流動性を「取り去る(取り除く)」形になります。そのため、ユーザーは「テイカー(Taker)」として、通常より高い手数料が適用されることが一般的です。
例:
0.1 BTCを購入したく、現在価格が約24,900 USDTの場合。BTC/USDTペアで数量「0.1」を入力し、成行買い注文を出します。取引所は即座に、オーダーブック上で最も安い「指値売り注文」とマッチングさせます。仮に最安の売り注文が24,900.6 USDTであれば、その価格で約定します。
0.5 BTCを購入したいが、最安の売り注文の数量が足りない場合、注文が完了するまで次に有利な価格の売り注文と順番にマッチングされます。これが、テイカーとして価格や手数料が高くなる(または売却価格が低くなる)理由です。
Q. 成行注文はいつ使うべきですか?
A:
利便性を重視する時: 操作が簡単です。BTCやETHのような流動性の高い銘柄を取引する場合、成行注文は安全な選択肢です。
確実に全量を取引したい時: 必要な時に素早くポジションを全量オープン、またはクローズするのに最適です。
緊急を要する時: 市場が閉まる直前など、一刻も早く取引を完了させたい場合に最も速い方法です。